読んだ本のこと

【Book Review】みんなが読みたがる文章 by ナムグン・ヨンフン

comfy

この本『みんなが読みたがる文章』を手に取ったのは、Chat GPTを活用して文章を書くことについて触れられていたから。

でも、読んでみると、「上手い文章を書く」こととは…の答えが見つかるような本でした!

以下本の中で気になったところ。

Book Review

文章とは「ゼロからの創造」ではない

本の中で印象的だったのは、「文章とはゼロからの創造ではなく、模倣から始まる」という考え方。

なんとなく…うーん、多分、知ってたというより、気づいてたであろうことなんだろうけど、あらためて言われるとハッとした。

うまく書けないのは、まだ資料収集が足りてないためです。

みんなが読みたがる文章:71ページ

書くことに行き詰まる理由は「才能がないから」ではなく、まだ必要な情報が揃っていないだけ。

文章が上手な人たちは、天才的な発想で一気に文章を書き上げているように見えてしまうけど、実際は多くの情報を集めて、研究して書いている。

文章がうまく書けないと感じることは結構あるけど、必要な準備やインプットが足りないだけで、誰でも書けるようになる可能性があるということは、ブログを書いている身にとってとても励みになります。

Book Review

推敲(すいこう)こそが文章の始まり

文章は推敲したときからようやく始まる

みんなが読みたがる文章:189ページ

…らしい。

見直して修正することを「推敲」といいます。

みんなが読みたがる文章:189ページ

多くの人は一度書き終えたらそれで文章が完成だと思いがちですが、本当に良い文章を書くためには何度も見直し、修正するプロセスが不可欠だそう。

「推敲を重ねることが、文章を完成させること」というのが、なんだかすぐにまとまった文章を完成させられない私にとっては、「あ、いいんだ…」って思わせてくれるものでした。

文章がすばやく書けないといけないとか、うまくいかないことに悩む必要はなく、何度も手を加えて良いものにしていくという姿勢が大切なんですよね。

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Chat GPTの文章作成について

本を買うきっかけとなったChat GPTを活用して文章を作成することに書かれてたところ。

本の最後の章で、Chat GPTで小説を書く方法が細かく載っていて、Chat GPTを使うことで、夢を叶えるための文章を書く力が強化されるとのこと。

だけど、単にChat GPTが出力した文章はそのまま使えないよね。

書かれたものを見る能力と書く能力を伸ばしましょう

みんなが読みたがる文章:本文414ページ

重要なのは「書かれたものを見る能力」と「調整する能力」。著者も書いてるけど、自分の言葉で表現し直す力がいる!

自分の伝えたい軸がちゃんと文章にあるかどうかを判断する能力が必要ってこと。

これもまさしく推敲するってことだよね。

Book Review

最後に…

文章を書く力がこれからの人生において、どれほど重要かということをあらためて確認する本でした。

本の中でも書いてあったと思うのだけど、文章が書けないということは、これからの人生を豊かに出来ないと言っても過言ではないかもしれない。

Chat GPTあるし…書けなくても、代わりに書いてもらえばいいやん、って思うかもですが、自分が自分の思いや考えを言語化し、他者に伝える力を持ち続けなければChat GPTはあんまり使い物にはならないかもしれない…とも思う。

プロンプトと呼ばれる命令文は、文章だしね。ちゃんと伝えないと、ちゃんと答えてくれないから。

結局は自分の思いや考えを言葉にする文章力だよね。

才能がある人は、まず書き始める人

みんなが読みたがる文章:本文65ページ

書けないのは当たり前。誰もが上手く書けるわけでもない。書ける人は才能があるからじゃなく、ただ書くことをやってきただけ。

だから、これからも書くこと止まずにやっていきたい。

あ、最後の最後に…

気になるところだけ抜き出したけど、「文章がうまい人が書く前にしていること」や「プロが身につけている高度スキル」とか実務的な内容もしっかり載ってます。

その中には「ブログでお金を稼ぐには」という内容もあって、ブログを書いてる人はかなりおすすめな内容です。

らつ
らつ
ライターという肩書きに憧れる人
フリーランスで生きながら、堂々と文章を書く仕事をやってますと言えるようになることを目指してます。
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